富山県議会での活動-3/8(金) 本会議一般質問の内容を掲載しました

2013/04/08

「平成25年3月9日富山新聞掲載記事を抜粋」

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☆平成25年3月8日(金)3月議会 坂野県議・一般質問要旨 ☆

 問1 政権の再交代について

(1)現在、知事として国に対する要望活動をどのようにして行っているのか、民主党政権時の国への要望活動についての思いと併せて問う。 
 民主党政権時には政府・与党への要望活動の窓口を党の陳情・要請対応本部に一元化するルールをとっていた。当初いろいろな批判もあったが、中央とのパイプの薄い首長には公平なものとして受け止められ、大変喜ばれたと聞いている。 
(知 事)知事政策局 
(2)国のひも付き補助金の復活についてどのように考えているのか所見を問う。
 民主党政権時に支障なく使いこなされてきた一括交付金の制度が、政権が再交代した途端廃止され、地域主権に逆行して中央集権型に戻ってしまうような国のひも付き補助金が復活した。 
(知 事)経営管理部 
(3)地方交付税の削減についての知事の考えはどうか問う。
 民主党政権下では着実に地方交付税の増額が図られてきたが、安倍政権になった途端、地方交付税がカットされ、本県においても基金取崩しによる財源対策を余儀なくされた。
(知 事)経営管理部 
(4)現下の円安が、今後、県内経済や企業、家計、雇用にどのような影響を与えると考えているのか、問う。
 円安に伴う原油価格高騰によりガソリン代や灯油価格が上昇しているほか、輸入小麦価格も引き上げられるとのことで、食品価格等への価格転嫁の進行が予想される。
 (商工労働部長)生活環境文化部協議 
 問2 危機管理について

(1)富山県広域消防防災センターの防災備蓄品について、その分掌事務、権能範囲の拡充を行い、緊急災害時におけるワンストップサービス化を図るべきと考えるがどうか。
  センターには救助資機材、非常用食料等が備蓄されているが、所管が複数部局に分かれており、有事に円滑な対応がとれるのか疑問。センター単独でワンストップサービスができるよう、備蓄品の品目管理や補充をセンターが独自にできるようにすべき。
 (知 事)知事政策局 厚生部協議
 (2)四季防災館の利用に関する啓発活動を今後どのように進めるのか問う。
  災害体験や消防訓練等を体験できる優れた施設。広く県民の皆さんに利用していただき、防災意識の高揚に努めるべきと考える。
 (知事政策局長)
 問3 医療問題等について 
(1)県立中央病院における最先端医療の導入に向けて、どのように取り組んでいるのか、問う。
 県立中央病院第3次中期経営計画の中にはロボット手術導入の検討や最先端医療技術の導入が盛り込まれている。
 (厚生部長)
 (2)県立中央病院への最先端医療機器の導入と、それを操る医師の確保に積極的に取り組むべきと考えるが、所見を問う。
 リニアックなどの最先端医療設備をしっかりと動かし、患者を治療する技術を有した医師の確保が難しいと聞く。「最先端医療導入プロジェクトチーム」を設けるなどして、積極的に取り組むべきと考える。
 (厚生部長)
 (3)医師の学会等のコンベンションの誘致をより積極的に行うべきと考えるが、所見を問う。 
 昨年7月に開催された日本消化器外科学会総会では、ホテルや飲食店が大変盛況であったと聞いており、医師の学会等の誘致は高い経済効果をもたらすと考える。
 (観光・地域振興局長)厚生部協議 
 問4 「富山県赤坂会館」と「いきいき富山館」について
 (1)富山県赤坂会館は、東京において富山県をアピールできるよい施設であり、県としてもっと利用促進に向けて取り組むべきと考えるが、所見を問う。
 真心のこもったもてなしに定評があり、本県のアピールに頑張っている。
 (商工労働部長)
 (2)平成25年度の「いきいき富山館」の活動について、どのような仕掛けで本県の情報発信をしていこうと考えているのか問う。 
 東京での富山県をPRする「とりで」であり、積極的な事業展開が望まれる。
 (観光・地域振興局長)