民主党富山県連定期大会

2012/05/26

民主党富山県連の定期大会が26日、富山市のボルファートとやまで開かれました。 この大会では、次期衆院選・参院選に向けて結束を確認しました。 広野ただし民主党富山県連代表はあいさつの中で「常在戦場の気持ちで皆さんと連帯していく」と述べ、党勢拡大へ決意を見せました。

IMG_0109.jpgIMG_0205.jpgのサムネール画像

 
 
 
 
 
 
 
 
定期大会で発表された活動方針では、党勢拡大に向けて、衆参の候補擁立を急ぐとともに、砺波・南砺・富山の各市議選で新人擁立を目指し、今年度は党員の獲得600人とサポーターの登録200人を掲げました。


このほか、地域に応じた政策立案のための「県連チャレンジ事業(仮称)」を展開することを決めています。
中心市街地の活性化・環境・教育・医療福祉などの問題への取り組みを強化し、
政治スクールやセミナーの開催で地方議員の候補発掘につなげます
また既に、雪や寒さ・地震に強い「雪国型住宅モデル」を民主党本部に提案済みです。
大会には、石井隆一知事代理の植出耕一副知事、森雅志富山市長代理の老月邦夫副市長らが出席し、祝辞を述べられました。
続いて森本富志雄連合富山会長が、民主党衆院議員の数が北陸信越の県別で最少であることを挙げ、
「一人でも多く国会議員を増やしてもらいたい」とあいさつされました。
針山常喜富山県民社協会長は「我々も勝利のために汗をかいていきたい」と述べました。
 役員全員を再任し、村井宗明衆院議員の閉会あいさつの後、笠井和広県議の主唱でガンバローを三唱しました。

大会後の取材では、現職不在の空白区である衆院富山2、3区の候補擁立について、6月中が一つのめどとなるとの考えを示しました。
次期衆院選の候補擁立では、社民党との選挙協力も協議していく考えを示し、
来年夏の参院選県選挙区の候補擁立時期については「6年前を考えれば、今年中がタイムリミット」と述べました。

一方で国民新党の森田高氏が任期満了を迎えることから「大所高所に立って、国民新党とも話し合いをする時期がくる」としています。

定期大会には 輿石東幹事長も参加し、会見のなかで、
次期衆院選について、「地域ごとにこれまでの選挙協力の歴史がある」と述べ、
富山では連立を組んでいる国民新党に加え、社民党との連携も容認する構えをみせました。
 輿石氏はさらに「空白区に何としても候補を出してもらい、国民の期待に応えていきたい」と強調し、
候補未定の富山2、3区でも地元の擁立作業を支援するともしました。
 輿石氏は会見後、講演も行われました。