つくろう、新しい答え。 国民民主党メルマガ『DPFP-MAIL』第112号 2020年7月22日 編集・発行/国民民主党広報局

2020/07/22

※今週は木、金曜日が連休のため水曜日の配信です。
《今号の内容》です!

□ 【合同会議】コロナ後の社会構想、政党間協議について意見交換!
□ 【災害対策】政府職員を被災地へ派遣する際のPCR検査を要請!
□ 【連絡協議】Go To キャンペーン「政府の方針が理解できない状況」!
□ 【衆参文科】大学入学共通テスト日程の一本化を求める!
□ 【SDG4】  SDG4教育キャンペーンの子ども・ユースから要望を聞く!
□ 【対策本部】「緊急事態宣言の発令に具体的指標・基準を設定すべき」!
□ 【政治大学】玉木代表と近藤衆院議員が青年政治大学受講生と意見交換会!
□ 【要望提出】「障害者就労給付金(仮称)」創設の要望書を提出!
□ 【番組予告】今日のうさみみアワーは玉木代表と設楽茨城県議が出演!
□ 【支援制度】コロナ関連支援制度ワンストップ検索ページをつくりました!
□ 【意見募集】新型コロナウイルスに関するご意見をお聞かせください!
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▼【合同会議】コロナ後の社会構想、政党間協議について意見交換!

国民民主党は17日午後、国会近くで両院議員懇談会/全国幹事会・自治体議員団等役員合同会議を開催し、新型コロナウイルス感染症対策とコロナ後の社会構想、立憲民主党との政党間協議について党所属国会議員、地方議員が意見交換をおこないました。新型コロナの感染状況を踏まえ、地方議員の約半数はウェブを通じて参加しました。

会議終了後、玉木雄一郎代表はコロナ後の社会構想の議論について「地方議員を含め、参加者から建設的な良い意見をいただいたので、さらに中身を磨き上げていきたい。そして、早急にわが党としてのコロナ後の社会のあり方、国家戦略をとりまとめていきたい」と語りました。

立憲民主党との政党間協議については「7月15日に立憲民主党から申し入
れをいただき、その内容等について報告した。参加者から非常に活発な意見が出た。大きな固まりをつくっていこうという方向性については、ほとんどの方が賛同するということだった。ただ、(国民民主党が主張する)3条件がきちんと満たされているのか、特に党名についてこだわる方が多かった。解党して新党をつくるということは評価するけれども、そうであれば代表選挙とともに党名も新しくしないと新党としての出発にならないだろう、という声が多数あった。政策については、立憲民主党の申し入れの中には具体的にないが、新党がスタートする以上は、政策の大きな柱については何らか一致して、こういうことをやる政党なんだということを結党時に示さないと国民の期待も高まらないという声もあった。一方で、急いで合流した方が良いという声もあり、私からは政策について大きな筋で合流をして新しくできる政党は、コロナ後の社会を受けて、国民のために何を行う政党なのかを分かりやすく示していきたいし、そうしたことを踏まえて協議をおこなっていきたいと話した。最後に私と幹事長に改めて交渉の一任が確認された」と振り返りました。

平野博文幹事長は22日午前、国会内で立憲民主党の福山哲郎幹事長と会談し、立憲民主党から提案があった「申し入れ」に正式に回答しました。平野幹事長は、「両党解散による新党設立、選挙による新党代表の選出、両党協議による綱領作成に賛同することと、党名について民主的な手続きをもって選定することの検討を要請した。福山幹事長から、党名の民主的な手続きによる選定については、幹事長間でよい知恵を出していきたい、という話があった」と語りました。

また、綱領作成協議の中で、消費税を含む税制をはじめとした景気・経済対策、立憲主義を進化させる未来志向の憲法論議をはじめとした主要政策・方針について、共通認識の形成と深化に取り組むことを口頭で要請したとし、福山幹事長から「政調会長に伝える」との発言があったと報告しました。

【記事】https://www.dpfp.or.jp/article/203163
両院議員懇談会/全国幹事会・自治体議員団等役員合同会議
https://www.dpfp.or.jp/article/203175
国民・立憲幹事長会談
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▼【災害対策】政府職員を被災地へ派遣する際のPCR検査を要請!

国民民主党災害対策本部は21日、九州や中部地方を襲った「令和2年7月豪雨」について、関係省庁や被災県連よりヒアリングをおこないました。古川元久災害対策本部長は被災地支援のための募金活動や義援金を近く開始する考えを述べました。また、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、被災地での感染を回避するために、政府職員を被災地へ派遣する際のPCR検査の実施を政府に求めました。

ウェブで参加した大分県連の小嶋秀行幹事長は、道路規制により39カ所が通行止めとなっており、生活道路を復旧する財政措置が必要だと国交省に訴えました。

古川元久災害対策本部長は「今後コロナの感染拡大の状況に応じて、現地のみなさんと相談しながら、状況が許せば訪問したい」と述べました。

22日の総務会で党として、新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じた上で、緊急支援の募金活動を全国で実施することを確認しました。

【記事】https://www.dpfp.or.jp/article/203171
政府職員を被災地へ派遣する際のPCR検査を要請
https://www.dpfp.or.jp/article/203179
第101回総務会
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▼【連絡協議】Go To キャンペーン「政府の方針が理解できない状況」!

新型コロナウイルス感染拡大に対応する政府・与野党連絡協議会(15回目)が21日、国会内で開催され、国民民主党から泉健太政務調査会長が出席しました。会議では共同会派から、新型コロナウイルス対策等に関する要望事項
(今回協議を求める事項12項目、前回までに協議を求めた件10項目)を提出しました。

会議終了後、政調会長らは「約1時間20分の会議の大半は、新型コロナの検査体制、感染実態を把握しているのかについてのやり取りだったが、政府から明確な説明があったとは思えない。都道府県ごとに検査結果の発表の時間も、発表する数値、やり方に差があるが、政府がそれらを整理、統一しようとしているのか明らかではない。国と都道府県との連携のまずさが相当あらわになっている。初めて感染者が出てから半年が経過しようとしているのに、いまだに感染の実態が把握できず、検査をどのような方針でおこなうか、検査に基づいてどのような計画を持つのか明らかになっていない」と危機感を示しました。

泉政調会長は「政府の方針が理解できない状況になっている。たとえばGoToキャンペーンでも、トラベル、イート、イベントごとに担当省庁が違い、省庁間の連携ができていない」とし、政府内にいろいろな会議があるとの説明を受けたが「矢継ぎ早に、いろいろな大臣から方針が出るが、何に基づいているのかが理解ができなかった」と語りました。

21日に共同会派でおこなった合同ヒアリングでも原口一博国会対策委員長が「私たち国会議員ですら『今どっちだっけ、どんな制度だっけ』と言うぐらい、事業の内容が毎週コロコロと変わっている。自公の皆さん、心が痛みませんか。こんな風に国民の税金を無駄にして、現場を混乱に陥れて。そして GoTo 事業が本当に観光業を振興するのだったらよいが、感染を拡大するのではないかという恐怖をばら撒いている」と強く指摘しました。

22日に玉木代表は定例会見をおこない、「感染拡大につながれば政権の責任免れない」とGo To トラベルを始めることに強い懸念を示しました。新型コロナウイルスの感染拡大の中、安倍総理が公に発言しないことが国民の不安を増幅させていると予算委員会の開会を強く求めました。

【記事】https://www.dpfp.or.jp/article/203170
政府・与野党連絡協議会
https://www.dpfp.or.jp/article/203172
野党合同ヒアリング
https://www.dpfp.or.jp/article/203180
玉木代表定例記者会見
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【衆参文科】大学入学共通テスト日程の一本化を求める!

22日、衆院文部科学委員会 の閉会中審査で城井崇議員が質問に立ちました。来年1月予定の大学入学共通テストの日程を、国が複数用意したことについて、「異なるテストの相対評価で(同一募集枠の)合否を決めるのは不公平だ」と指摘。試験日程を統合するとともに、コロナ禍の影響を受けた受験生に配慮し、試験日程を1カ月程度後ろ倒しにすることを求めました。

同日、参院文教科学委員会の質疑にたった伊藤孝恵議員は、コロナ禍の学校現場支援について、「文科省から学校現場に新型コロナウイルス感染症発症の場合の休校指針と幼稚園や小学校でのマスク着用指針がガイドラインとして示されているが、昨年より高い気温や湿度が高い時期に幼稚園生や小学生がマスクを常時着用するのは無理。子どもたちの健康を第一に考え、学校現場に柔軟な対応を指導していただきたい」と萩生田大臣に要請しました。

【記事】https://www.dpfp.or.jp/article/203178
衆院文部科学委員会 城井崇議員
https://www.dpfp.or.jp/article/203177
参院文教科学委員会 伊藤孝恵議員
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【SDG4】  SDG4教育キャンペーンの子ども・ユースから要望を聞く!

玉木雄一郎代表、城井崇党文部科学部門長は21日、「SDG4教育キャンペーン」の子ども・ユース代表の高校生及び大学生らを党本部に迎え、国内外の教育に関する要望を聞きました。

SDG4とは、2015年9月の国連総会で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の「目標4」を指し、2030年までにすべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進するというもの。「SDG4教育キャ
ンペーン」は、SDG4を達成しようとする国際的なキャンペーンで、日本では教育分野の国際協力NGOの20団体が連携し、同キャンペーンを推進しています。

子ども・ユースから4つの提言として
(1)「今 当たり前を壊したい」
(2)「教育を受けなければ見られない景色がある~世界中の子どもたちの可能 性は家計や環境に邪魔されない~」(3)「外国人ルーツの子どもにも声をあげるチャンスを!」
(4)「教育はこの世界で生きるために必要だし、教育から生き方を学ぶ。だか  ら、貧しいからとか教育を受けられないのはおかしい。誰も排除しない教  育を望みます」
――と提案がありました。

そのほか会議では、
(1)本年2~3月に各政党に対して実施された教育政策に関するアンケート結果
(2)4~5月に実施された全国の2,559人の学生や市民が各政党のアンケート回  答を見て支持する政党に投票した結果
――について報告がありました。国民民主党は、ジェンダー教育の推進、ODA総額・教育への支援割合の分野で7政党中で各1位。教育予算の増額、外国ルーツの子どもの学習の場、SDG4(教育目標)の達成の項目でそれぞれ2位となりました。

城井部門長は、「教育に光を当てた4つの目標に取り組みながら、自分のこととして考える機会を作るというのはとても良いこと。また、周りの人に普段気がつかないことに気づくチャンスを1つひとつ作っていくことも素敵だと思う」とキャンペーンを高く評価。「子どもたちが前に進んでいけるチャンスをつかめるような工夫をこれからも重ねていけるようにがんばりたい」と決意を示しました。

【記事】https://www.dpfp.or.jp/article/203174
SDG4教育キャンペーンの子ども・ユースから要望を聞く
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▼【対策本部】「緊急事態宣言の発令に具体的指標・基準を設定すべき」!

国民民主党は21日、新型コロナウイルス対策本部総会を開き、政府の新型コロナウイルス対策を検証するため、実際にダイヤモンド・プリンセス号に乗船し隔離された経験を持つ方に、船内の状況や政府・厚生労働省の対応等をヒアリングしました。

対策本部長の玉木雄一郎代表は冒頭のあいさつで、「ダイヤモンドプリンセス号で何がおこなわれたか、おこなわれなかったかを整理すれば、この後のコロナ対策に必ず役に立つ。外国の客船は出入国管理法的に整理されていないところがたくさんあるため、船長と国の責任をどう分担するか等政治が対応しないといけない。制度の体制整備につなげたい」と語りました。

22日の総会では、緊急事態宣言の発令や自粛基準に関して、全国的に感染者数が増えつつあり、国民の間でGo To キャンペーンの延期や緊急事態宣言の再発令を求める声が高まっていることから、具体的指標・基準を設定すべきと提案しました。内閣官房担当者は、「数値をこれだけと決めてしまうと、それに引っ張られて、独り歩きすることもあるので、医療体制の状況を含めて全部見ながら総合的に判断する」と提案に慎重な姿勢を示しました。

【記事】https://www.dpfp.or.jp/article/203173
ダイヤモンド・プリンセス号乗船者から当時の状況をヒアリング
https://www.dpfp.or.jp/article/203176
「緊急事態宣言の発令や自粛基準に具体的指標・基準を設定すべき」
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▼【政治大学】玉木代表と近藤衆院議員が青年政治大学受講生と意見交換会!

玉木雄一郎代表と近藤和也青年局長は17日、zoomを利用しておこなわれた国民民主党青年政治大学受講生との意見交換会に参加しました。

青年政治大学は次期地方議会議員選挙に立候補、または再挑戦を考えるメンバーで構成され、政策、議員活動、後援会活動、選挙活動などさまざまな分野にわたって党所属国会議員、地方議員を講師に迎え、定期的に研修を行っており、今回の意見交換会はその一環として実施しました。

玉木代表や近藤局長の落選時代の苦労話などの質問が出ました。詳細は以下のURLからご覧ください。

【記事】https://www.dpfp.or.jp/article/203169
玉木代表と近藤青年局長、青年政治大学受構生と意見交換会
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▼【要望提出】「障害者就労給付金(仮称)」創設の要望書を提出!

立国社共同会派厚生労働部会(部会長:岡本充功・厚生労働部門長)は、障がい者の工賃を守るための「障害者就労給付金(仮称)」の創設を求める厚生労働大臣宛の要望書をとりまとめ、17日に厚生労働省で橋本岳厚生労働副大臣に提出しました。

障がい者の就労支援施設(生産活動を実施する生活介護事業所、地域活動支援センター棟を含む)で製作した物品は、これまで地域の祭りやイベントなどで販売され、売上げは工賃として、製作した障がい者の収入となっています。しかし、今般の新型コロナ禍で、地域の祭りやイベントが軒並み中止され、製作した物品を販売する機会がほとんど消滅してしまい、売上げが激減し、工賃や賞与も減少しています。第2次補正予算編成以降、夏・秋の祭りやイベントの中止が決定し、工賃補償は喫緊の課題となっています。そこで、共同会派厚生労働部会は、工賃が減少した障がい者の減収補償として、「障害者就労給付金(仮称)」を創設することを提案しました。

要望書の内容は以下のURLからご覧ください。

【記事】https://www.dpfp.or.jp/article/203165
厚生労働部会「障害者就労給付金(仮称)」創設の要望書を提出
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▼【番組予告】今日のうさみみアワーは玉木代表と設楽茨城県議が出演!

今日の国民民主党ネットライブ「うさみみアワー」第8回目は、設楽詠美子茨城県議会議員の呼びかけに応じてくれた、子どもたちの食を支える子ども食堂や生活困窮世帯の学習支援に取り組む調理師・保育士・教員・お母さん代表の皆さん、経営コンサルタント、桐下駄職人、医師、歯科医師の皆さんと玉木雄一郎代表がポスト・コロナ社会のあり方をどう見るかを議論します。司会進行は副代表の田名部匡代参院議員です。

番組日時:7月22日(水)19時~20時30分
ニコ生党公式チャンネル、YouTubeライブ、Twitterライブでご視聴いただけます。ぜひ、ご覧ください。

【URL】https://ch.nicovideo.jp/kokumimminshuto
国民民主党チャンネル
https://www.youtube.com/DPFPofficial
国民民主党公式YouTube
https://twitter.com/DPFPnews
国民民主党公式Twitter
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▼【支援制度】コロナ関連支援制度ワンストップ検索ページをつくりました!

新型コロナウイルス感染症の拡大により個人、事業者ともに多くの被害を受けているなか、国や都道府県、市町村などによる支援制度がさまざま出ております。

どのような支援を受けることができるかわかりづらい方々のために、国民民主党はワンストップ検索ページを作成しました。

インデックスが個人向け、事業者向けにわかれており、分野ごとにタグをわけているので、検索するのが大変わかりやすくなっています。ぜひ、情報収集にお役立てください。

【記事】https://www.dpfp.or.jp/covid19/support
国などによる新型コロナ関連の支援制度 どんな支援制度があるの?
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▼【意見募集】新型コロナウイルスに関するご意見をお聞かせください!

国民民主党として、新型コロナウイルス感染症に関する相談、そしてご意見を受け付ける窓口を設けています。皆さんからのさまざまな意見、お困りごと、不安を寄せていただいて、そしてそれを政府に伝えていきたいと思います。

また、国会での審議にも皆さんの声を活かしていきたいと思いますので、どうか今回の新型コロナウイルスの問題で困っていることや不安をぜひお寄せください。

以下のURLからご意見・ご要望ページに入れます。また、国民民主党が新型コロナウイルス対策としてこれまで提案してきたことのまとめや、国民民主党追加経済対策~財政支出100兆円で国民の命と生活を守る~の紹介ペ
ージ(「家計第一」の緊急経済対策)や学生向け支援ページもぜひご覧ください。

【URL】https://www.dpfp.or.jp/form/coronavirus/request
新型コロナウイルスに関するご意見・ご要望
https://www.dpfp.or.jp/covid19/dpfp_initiatives/
国民民主党のこれまでの提案
https://www.dpfp.or.jp/emergency_economic_measures
「家計第一」の緊急経済対策
https://www.dpfp.or.jp/covid19/support/students
新型コロナウイルス関連 学生向け支援制度
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■選挙情報
https://www.dpfp.or.jp/tag/%E9%81%B8%E6%8C%99%E6%83%85%E5%A0%B1
議員情報 https://www.dpfp.or.jp/members
役員一覧 https://www.dpfp.or.jp/about-dpfp/board
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