民進党メールマガジン DP-MAIL 第61号 2017年6月16日 編集・発行/民進党広報局

2017/06/16

《今号の内容》

□「怒りを込めて抗議をしたい」共謀罪法成立受け蓮舫代表

□「総理のご意向」文書の存在が明らかに 加計学園疑惑調査チーム会合

□「行政監視の力が野党に求められている」などと蓮舫代表が都内で訴え ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

▼「怒りを込めて抗議をしたい」共謀罪法成立受け蓮舫代表
 共謀罪法案(組織犯罪処罰法改正案)が15日朝の参院本会議で与党と維新
の会などの賛成多数で可決、成立しました。与党は法務委員会の採決を省略す
るため「中間報告」という異例の手続きを経て本会議で採決をするという暴挙
に出ました。採決に先立ち蓮舫代表は反対討論を行い、強く抗議しました。
 強行採決による共謀罪法成立を受け、蓮舫代表は談話を発表しました。談話
では、「政府与党の、民主主義に牙をむいたかのような狂暴な国会運営によっ
て、一億総監視社会を作りかねない、国民にとって凶暴な法律が成立したこと
に、言葉に言い表しようのない強い憤りを感じる。その成立に至るプロセスは
我が国憲政に取り返しのつかない汚点を、その成立は将来の国民生活に大きな
禍根を残した。安倍総理はじめ政府与党の責任は極めて重大である」と政府与
党の国会運営と共謀罪法の問題点を指摘。その上で、テロ対策の強化とTOC条
約の速やかな締結には賛成の立場を表明し、民進党が提出した「航空保安法案」
による水際対策の強化などに取り組むべきだと訴えています。これまで安倍総
理は特定秘密保護法で国民の知る権利を制限し、安保法制で立憲主義を踏みに
じり、今回の共謀罪法で内心の自由を侵害するなど国民の基本的な権利を脅か
し、次の狙いが憲法9条であることを明らかにしているとして、「民進党は、
これ以上の国民生活の破壊を食い止めるため、国民の理解を得て安倍政権を打
倒することに全力を挙げていく」と締めくくっています。
【共謀罪特設ページ】https://www.minshin.or.jp/feature/conspiracy
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112062 代表談話
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112063 蓮舫代表ぶら下がり
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112060 参院本会議
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▼「総理のご意向」文書の存在が明らかに 加計学園疑惑調査チーム会合
 民進党は15日、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、文部科学
省が内閣府から「総理のご意向」と伝えられたなどとする文書の存否に関する
再調査の結果を受け、「加計学園疑惑調査チーム」の会合を開催。民進党が入
手して存否等に関して調査を求めた19の文書全てについて、怪文書の類では
なく、基本的に存在することが明らかになりました。
 蓮舫代表は同日の定例記者会見で、「この文書の存否は確認できないと言っ
ていたことがうそだったことが明らかになった。実際に文書はあった。こう考
えると松野文科大臣の責任は当然問われると同時に、文科省の調査が始まる前
からこの文書を『怪文書』と言い放ち、個人攻撃を繰り返してきた菅官房長官
も責任が問われる」と強調。「文書があるということが明らかになったので、
ぜひ内閣府に、誰からどこに送られているか、個人名を特定して突き合わせて、
両者に記憶がなぜないのか、あるのか、どちらが言い始めたのか、そこまでし
っかりと調査をしていただかないとまず最初の関門はクリアされない」と指摘
し、通常国会が閉じても閉会中審査を強力に求めていく考えを表明しました。
【共謀罪特設ページ】https://www.minshin.or.jp/feature/conspiracy
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112068 疑惑調査チーム
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112067 蓮舫代表記者会見
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▼「行政監視の力が野党に求められている」などと蓮舫代表が都内で訴え
 蓮舫代表は11日、練馬区内の光が丘駅前、大泉学園駅前でそれぞれ都議選
候補予定者が開いた街頭演説会に参加。現在の都政、国政の現状を踏まえて、
「今ほど、東京都でも国会でも議会の良識が問われていることはないと思う。
強い権力の前で臆することなく、間違いを『間違いではないか』と正す行政監
視の力が野党に求められている」と述べました。その理由について、「自民、
公明、維新の全員が首相官邸を守り、国民の声に背を向けているからだ」と説
明し、加計学園疑惑に象徴される「政官業の癒着を私たちは絶対に許してはな
らない」と訴えました。
 山尾志桜里国民運動局長と前原誠司衆院議員は9日、都議選候補予定者とと
もに板橋区内で講演し、政府・与党をチェックできるのは民進党などと強調。
野田佳彦幹事長は10日、町田市内のJR町田駅前で街頭活動を行い、子ども手
当の創設や高校授業料の無償化、待機児童対策といった民進党の子育て政策
の実績などをアピールしました。
【2017東京都議選ページ】https://www.minshin.or.jp/candidates/assembly/
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112019 練馬区 大泉学園
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112020 練馬区 光が丘
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112017 町田市
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112016 板橋区
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