民進党メールマガジン DP-MAIL　第67号　2017年7月28日 編集・発行／民進党広報局

《今号の内容》
□加計学園獣医学部新設めぐり総理の関与を徹底追及　衆参予算委閉会中審査
□蓮舫代表が辞意表明

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▼「安倍総理は稲田防衛大臣を即刻罷免すべき」蓮舫代表
　24、25日の両日、衆参両院の予算委員会で安倍内閣の基本姿勢（国家戦略
特区等）に関する集中審議が開かれ、24日の衆院予算委員会では大串博志政
務調査会長、今井雅人、玉木雄一郎両議員が、25日の参院予算委員会では蓮
舫代表と桜井充議員が質問に立ちました。
　大串政調会長は24日の質疑で安倍総理と加計理事長との接触記録を示し、
2016年に7回、加計学園の加計孝太郎理事長と食事やゴルフをし、加計学園
問題が大きく動いたと見られる同年8～9月の接触は6回に及んでいることか
ら、これらの機会に獣医学部新設を申請していることが話題に上ったか安倍総
理に確認。安倍総理は「一度もなかった」と述べ、同学園の獣医学部新設の申
請については「申請が正式に認められた（17年1月20日の）国家戦略特区諮
問会議で知った」と言い放ちました。
　この安倍総理の発言を受け、蓮舫代表は翌25日の質疑で「事業主体が加計
学園であったことを安倍総理は1月20日に初めて知ったということは本当
か」とあらためて質問。6月5日の参院決算委員会での民進党の平山佐知子議
員の「加計さんが獣医学部を新設したいという思いはご存知でしたよね」との
問いに安倍総理が「安倍政権になってから、国家戦略特区にその申請は今治市
とともに出された段階で承知した」と答えていると指摘しました。しかし安倍
総理は、「急な質問があり、混同したところがある。整理が不十分なまま答え
た。加計学園と今治市を混同した」など、苦しい言い訳に終始し、説明の不自
然さはぬぐえませんでした。
　また、参考人として出席した前川喜平・前文部科学事務次官が繰り返し証言
している和泉洋人総理補佐官の「総理が自分の口からは言えないので自分が代
わって言う」との発言をめぐって両者の認識が全く異なる内容であったため、
山井和則国会対策委員長は自民党の竹下国対委員長との会談で両氏の証人喚問
や加計学園理事長、安倍昭恵総理夫人、獣医師会、獣医学会、木曽功・元内閣
官房参与などの予算委員会への参考人招致を求めました。
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112348　衆予算委　大串議員
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112351　衆予算委　今井議員
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112352　衆予算委　玉木議員
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112357　参予算委　蓮舫代表
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112359　参予算委　桜井議員
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112361　民・自国対委員長会談
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112369　加計学園調査チーム
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▼蓮舫代表が辞意表明
　蓮舫代表は27日、国会内で記者会見を開き、代表を辞任することを表明し
ました。
　「民進党の代表を引く決断をした。先ほど開いた臨時の執行役員会で（辞任
が）了承された」と蓮舫代表は報告。その上で「25日に両院議員懇談会が開
かれた。都議選の総括並びに野田幹事長の重い決断を伝え、議員の皆さんの率
直な思いに耳を傾けた。そして昨日1日どうすれば遠心力を求心力に変えるこ
とができるのか熟考させていただいた。その時に考えたのは人事ではなく、自
分自身をもう一度見つめなおさなければいけないと思った」「攻めの部分では
しっかりと行政監視をしてきた。今の安倍内閣のお友達を見ているかのような
政治を、えこひいきや不平等、行政がゆがめられたとか途中経過が見えない政
治は絶対許してはいけない。ただ一方で、受けの部分に私は力を十分に出せな
かった」「いったん引いて、より強い受け皿になる民進党を新たな執行部に率
いてもらう。これが最善の策だ。民進党のためでも私のためでもない。国家の
民主主義のために、選択肢として2大政党制の民進党を作り直すことが国民の
ためになる」などと辞任する決断をした理由を述べました。
【記事】https://www.minshin.or.jp/article/112375 蓮舫代表記者会見
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