民進党メールマガジンDP-MAIL 第52号 2017年4月7日

2017/04/07


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民進党メールマガジン
DP-MAIL 第52号 2017年4月7日
編集・発行/民進党広報局
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《今号の内容》
 
□共謀罪法案審議入り 国民的に大きなうねり作り廃案に持ち込む
□LGBT差別解消に向け意見交換 蓮舫代表
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▼共謀罪法案審議入り 国民的に大きなうねり作り廃案に持ち込む  いわゆる「共謀罪」新設のために政府が提出した組織犯罪処罰法改正案が6 日、衆院本会議で審議入りしました。同法案は過去3回廃案となった「共謀罪」 法案の趣旨を継承し、合計277の犯罪について包括的に計画段階で処罰できる ようにするもの。民進党は、1億総監視社会を作りかねない危険な同法案の廃 案を求め総力を挙げて戦っていきます。  民進党は同日、同法案の廃案に向けて「共謀罪」対策本部(本部長・枝野幸 男衆院議員)を設置。枝野本部長は、「国会だけの戦いではない。国民的に大 きなうねりを作っていかなければならない」「いろいろと申し上げたいことは あるが、まず審議の入り方自体が到底許されるものではない。国会は原則とし て先にかかった案件からやっていく。しかも当事者の皆さんをはじめとして大 変要望の強い性犯罪重罰化の刑法改正というものが先に提出されているにもか かわらず、それを先送りをして共謀罪の審議に入るという姿勢は許されるもの ではない」などと述べました。  衆院本会議では逢坂誠二衆院議員が質問に立ち、(1)法案審議の順番を変え た問題(2)テロ対策のあり方(3)国民監視強化の懸念――等について質問。逢坂 議員は共謀罪法案の審議入りに抗議して市民団体が国会議員会館前で開いた緊 急行動でもマイクを握り、「共謀罪法案を廃案に持ち込もう」とスピーチしま した。  同日夜には、市民団体が東京・日比谷公園野外大音楽堂で開いた集会「話し 合うことが罪になる 共謀罪法案の廃案を求める4・6大集会」に党を代表 して有田芳生参院議員が参加。「危ない共謀罪。こんな法は一緒に野党4党と 皆さんの力で廃案に持っていこう」と参加者に呼びかけました。 【記事】https://www.minshin.or.jp/article/111406 【記事】https://www.minshin.or.jp/article/111402 【記事】https://www.minshin.or.jp/article/111395 【記事】https://www.minshin.or.jp/article/111394 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼LGBT差別解消に向け意見交換 蓮舫代表  蓮舫代表は1日、「FOR NEXT」キャンペーンの一環として、さいたま市内で 開かれた「LGBTについての意見交換」等に参加。女性から男性に戸籍を変え たFTM(Female to Male)のトランスジェンダーで、3月12日に行われた埼玉県 入間市議選で当選した細田智也さんや、レインボーフォスターケア代表の藤め ぐみさんらと性自認・性的指向で差別されない社会のあり方について議論しま した。  意見交換では、細田さんは「一人ひとりの多様な考え方や価値観を尊重でき る日本を目指したい」と表明。参加者からは、周囲にLGBTへの理解がないこ とで学生時代、社会に出てからも悩み苦しんだ当事者の経験から、「学校の先 生にLGBTの理解を深めてもらいたい。正しい知識を教育できる場と相談でき る場所が重要だ」「個人レベルで知識は深められるが、結婚や手術の場面等、 (LGBTの人向けの)制度面が整っていないことが不安だ」等の声が出ました。  蓮舫代表は意見交換後、「一人ひとりが違っていいことが当たり前の社会に したい。LGBTという言葉だけが一人歩きするのではなく、異質なことではな いと皆が受け止めて一緒に生きていける空気をどう作っていくのかが課題だ」 と指摘。民進党が昨年5月に衆院に提出している「性的指向又は性自認を理由 とする差別の解消等の推進に関する法律案」(通称・LGBT差別解消法案)の成 立に向け、取り組みを進めていく考えを示しました。 【記事】https://www.minshin.or.jp/article/111354 【記事】https://www.minshin.or.jp/article/109178 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■このメールマガジンについて 「DP-MAIL」Copyright(C)2017 民進党 編集・発行 民進党広報局 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1